教科教育に特別支援教育の視点を取り入れる 授業のユニバーサルデザイン Vol.10
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ページ数:96
特集1では、新学習指導要領における「主体的・対話的で深い学び」による授業改善の視点と、授業のユニバーサルデザインの関係性、両者がもたらす学びのあり方について取り上げた。学習指導要領改訂に大きく関わった奈須正裕氏(上智大学)および日本授業UD学会の桂聖氏(筑波大学附属小学校)、小貫悟氏(明星大学)による座談会では、授業UDの視点・手立てで「主体的・対話的で深い学び」をもたらした授業実践の分析、そして今後の可能性に言及。
特集2では、通常学級におけるアセスメントとその生かし方に着目。WISCをはじめとする各種検査の基礎基本とその意義や誤解、また活用法についての論考を掲載したほか、個々のアセスメントをもとに授業づくり・学級経営でどのように生かすか、教師の対応力にも着目した丁寧なケーススタディを8事例取り上げた。