体育授業のユニバーサルデザイン
読者対象:
出版年月:
ページ数:192
体育授業に教科書なし
子どもたちがお互いに動きを観察し、自分の動きを考えながら教え合うことで上手になっていく授業にするには――
子どもたちみんなが「かかわってできる」体育授業のユニバーサルデザインの方法を紹介!
運動の得意不得意に関わらず、全員参加で楽しめる授業づくりの秘訣が詰まった一冊です。
目の前の子どもたちがなぜつまずいているのかについて、
①参加レベル②習得・理解レベル③活用レベル
に細分化して分析。
①は苦手意識のある子どもを参加させる学習環境の構造化など。
②はシンプルなルールづくりや作戦の選択やスモールステップ化など。
③については、①②を包括する授業づくりの視点について統合的に解説します。
これらを項目別に整理した表も掲載しています。
そもそも体幹を使うなどの基礎感覚がなければ、得た知識を動作化できないし、
作戦を練ってもうまく実行できません。
新学習指導要領の教科目標として掲げられる「わかる」「かかわる」を促しながら、
授業を発展させていくことで、子どもたちの豊かなスポーツライフの基本を身につける
学習内容を充実させることができるでしょう。
〈本書で紹介する跳び箱のスモールステップの例〉
①手で指示して椅子から降りる
②跳び箱の上からなるべく遠くへ降りる
③2人馬跳びと跳び箱を大きさを比べて、2人馬跳びを練習
Congratulation!
ほかにも、
「どうやって子ども同士で補助をさせる?」「速いボールや水に苦手意識がある子をどのように授業に参加させる?」
といった体育授業の悩みに答える、
基礎感覚作りや個別の補助などの指導のコツを、
筑波大学附属小学校での最新の実践を基に、イラスト付きで徹底解説しています。
もう体育で子どもを不安な表情にさせない!
先生も一緒に楽しめる授業をはじめましょう!
イラスト・おおたきまりな
1.体育授業のユニバーサルデザイン化とは
子どものつまずきから授業をつくる
授業の階層化について
焦点化・多感覚化・共有化と個別の配慮
―指導の工夫・個別の配慮・体育授業のUD化視点モデル
三段構えの指導モデル
2.具体的な授業実践例
低学年の授業実践例
・基礎感覚づくり(うさぎ跳びなどを用いた折り返し運動)
・水慣れ遊び
・おに遊び
中学年の授業実践例
・鉄棒(後方ひざかけ回転)
・跳び箱(開脚跳び)
高学年の授業実践例
・縄跳び(ダブルダッチ)
・ゴール型の授業(デイスクゲームなど)
3.体育授業において重要な「基礎感覚づくり」について
全員参加に必要な基礎感覚づくり
養っておきたい基礎感覚
養いたい基礎感覚と運動の具体
4.「教材化」と「モジュール化」について
素材の教材化
やさしい(優しい、易しい)教材
奥行きの深い教材
授業のモジュール化
モジュール化のメリット
モジュール化のデメリット
モジュールによる授業の組み合わせ例
5.体育授業における「個別の配慮」
教師補助
動きの言い回し
教具・場の工夫
ICT機器の活用
6.これまでの体育授業づくりの考え方
チクセントミハイのフロー理論
プレイ論
特性論
7.体育授業における授業のUD化の考え方
体育授業をUD化する
教師にとっての授業のユニバーサルデザイン化
子どもたちがお互いに動きを観察し、自分の動きを考えながら教え合うことで上手になっていく授業にするには――
子どもたちみんなが「かかわってできる」体育授業のユニバーサルデザインの方法を紹介!
運動の得意不得意に関わらず、全員参加で楽しめる授業づくりの秘訣が詰まった一冊です。
目の前の子どもたちがなぜつまずいているのかについて、
①参加レベル②習得・理解レベル③活用レベル
に細分化して分析。
①は苦手意識のある子どもを参加させる学習環境の構造化など。
②はシンプルなルールづくりや作戦の選択やスモールステップ化など。
③については、①②を包括する授業づくりの視点について統合的に解説します。
これらを項目別に整理した表も掲載しています。
そもそも体幹を使うなどの基礎感覚がなければ、得た知識を動作化できないし、
作戦を練ってもうまく実行できません。
新学習指導要領の教科目標として掲げられる「わかる」「かかわる」を促しながら、
授業を発展させていくことで、子どもたちの豊かなスポーツライフの基本を身につける
学習内容を充実させることができるでしょう。
〈本書で紹介する跳び箱のスモールステップの例〉
①手で指示して椅子から降りる
②跳び箱の上からなるべく遠くへ降りる
③2人馬跳びと跳び箱を大きさを比べて、2人馬跳びを練習
Congratulation!
ほかにも、
「どうやって子ども同士で補助をさせる?」「速いボールや水に苦手意識がある子をどのように授業に参加させる?」
といった体育授業の悩みに答える、
基礎感覚作りや個別の補助などの指導のコツを、
筑波大学附属小学校での最新の実践を基に、イラスト付きで徹底解説しています。
もう体育で子どもを不安な表情にさせない!
先生も一緒に楽しめる授業をはじめましょう!
イラスト・おおたきまりな
1.体育授業のユニバーサルデザイン化とは
子どものつまずきから授業をつくる
授業の階層化について
焦点化・多感覚化・共有化と個別の配慮
―指導の工夫・個別の配慮・体育授業のUD化視点モデル
三段構えの指導モデル
2.具体的な授業実践例
低学年の授業実践例
・基礎感覚づくり(うさぎ跳びなどを用いた折り返し運動)
・水慣れ遊び
・おに遊び
中学年の授業実践例
・鉄棒(後方ひざかけ回転)
・跳び箱(開脚跳び)
高学年の授業実践例
・縄跳び(ダブルダッチ)
・ゴール型の授業(デイスクゲームなど)
3.体育授業において重要な「基礎感覚づくり」について
全員参加に必要な基礎感覚づくり
養っておきたい基礎感覚
養いたい基礎感覚と運動の具体
4.「教材化」と「モジュール化」について
素材の教材化
やさしい(優しい、易しい)教材
奥行きの深い教材
授業のモジュール化
モジュール化のメリット
モジュール化のデメリット
モジュールによる授業の組み合わせ例
5.体育授業における「個別の配慮」
教師補助
動きの言い回し
教具・場の工夫
ICT機器の活用
6.これまでの体育授業づくりの考え方
チクセントミハイのフロー理論
プレイ論
特性論
7.体育授業における授業のUD化の考え方
体育授業をUD化する
教師にとっての授業のユニバーサルデザイン化