実践! 社会科授業のユニバーサルデザイン
読者対象:
出版年月:
ページ数:140
社会科授業のUDは、
幸せな社会、民主主義社会の実現という大きな価値を見定めている
1 社会科授業のユニバーサルデザイン
2 社会的な見方・考え方
3 社会的な見方・考え方の成長
第2章 社会科に難しさを感じる子どもたち
1 発達障害の子どもにとっての社会科授業
2 社会科授業における困難さを軽減する授業UD
第3章 「展開の工夫」と「技法の工夫」
〇展開の工夫
1 展開の構造化と問い
2 単元の展開の構造化
~「わたしたちのくらしと工場」(3年)~
3 本時の展開の構造化
~「長く続いた戦争」(6年)~
4 展開の構造化と「まとめ」
~「わたしたちのくらしと水」(4年)~
〇技法の工夫
1 共有化
2 焦点化
3 視覚化
4 スモールステップ化
5 身体性の活用
第4章 「深い学び」と社会科授業のUD
第5章 実践
① 3年 安全なくらしを守る
② 3年 市のうつりかわり
③ 4年 ごみはどこへ
④ 4年 地震にそなえるまちづくり
⑤ 4年 わたしたちの県のまちづくり
⑥ 5年 米づくりのさかんな地域
⑦ 5年 自動車をつくる工業
⑧ 5年 情報を伝える人々とわたしたち
⑨ 6年 天皇を中心とした国づくり
⑩ 6年 近代国家を目指して
〇10刷のロングセラー〇
『社会科授業のユニバーサルデザイン
ー全員で楽しく社会的見方・考え方を身に付ける!ー』
著者・村田辰明先生監修!
社会科における、社会的な見方・考え方の成長を、
多面化・多角化・一般化・具体化の四つの視点から整理した
授業のユニバーサルデザインを提唱する実践編の一冊です。
従来から研究が進んできた「技法」に加えて、「展開」について深化することで、より子どもたちの授業への集中が続きます。
各時間は集中できても、単元全体が終わったときに知識・技能が定着していない子どもはいませんか?
この本では、単元を見通した「問い」を設定することで、
子どもたちは、単元全体の展開を見通して授業に臨めるようになります。
全員参加のための「技法の工夫」と組み合わせ、
子どもたちと全員で作る、深める社会科授業のあり方を提案しています。
加えて、社会科授業UD研究会、新進気鋭の若手教師の10事例計100ページを掲載。
ポイントとなる授業での「単元を見通す問い」の立て方や「単元計画」、
「難しさを感じている子どもへの手立て」などを具体的に記載しています。
授業UDは、すべての子どもが教科の本質の世界にたどり着くためにある!