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資質・能力を育成する授業づくり

田中 保樹・三藤 敏樹・髙木 展郎/編著


読者対象:小学校教員・中学校教員・高等学校教員

出版年月:

ページ数:192

平成29〜31年告示の学習指導要領が目指す資質・能力とは







平成29〜31年版学習指導要領では、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の3つの柱で、資質・能力の育成を目指しています。

そして、それに伴い、評価の観点も「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3点で示されました。


本書では、目の前の子供たちに対し、資質・能力をどのように育成していけばよいのかという視点で、授業づくりの在り方を考え、提案しています。
それぞれの学校の実態に応じて、カリキュラム・マネジメントを通した授業づくりを考える機会としていただくことを願っています。


カリキュラム・マネジメントを通した授業づくり


本書では、授業づくりのサイクルを以下のように整理しています。


7から再び1に戻って繰り返しながら、授業の充実・改善を目指していきます。

〔カリキュラム・マネジメントに位置付いた授業づくり〕
1 学習指導要領に基づいた単元や題材の構想
2 単元や題材で育成する資質・能力と評価規準の設定
3 単元や題材のストーリーやコンテクスト(文脈)の構想
4 指導計画(学習指導と学習評価)の立案
5 「指導と評価の一体化」が図られた授業の実践
6 「指導に生かすとともに総括としても生かす評価」の実施
7 1〜6のリフレクション


はじめに 1

特別寄稿 授業づくりにおける学習評価指導と-評価の一体化のために -5

第1章 資質・能力を育成する授業づくりに向けて 13
第1節 資質・能力を育成するカリキュラム・マネジメントと授業づくり 14
第2節 指導と評価の一体化を位置付けた授業づくりとその実践 24
第3節 資質・能力を育成する単元・題材と授業(その課題と改善・充実)30
第4節 授業づくりQ&A 36
Q1 単元等を通した授業づくりとは? 36
Q2 資質・能力を育成する指導と評価の一体化とは? 38
Q3 生きて働く〔知識及び技能〕の習得とその評価とは? 40
Q4 未知の状況にも対応できる〔思考力、判断力、表現力等〕の育成とその評価とは? 42
Q5 学びを人生や社会に生かそうとする〔学びに向かう力、人間性等〕の涵養とその評価とは? 44
Q6 「読解力」の育成と言語活動の充実とは? 46
Q7 「主体的・対話的で深い学び」とは? 48
Q8 各教科等の見方・考え方を働かせるとは?  50
Q9 「授業評価」とは? 52
Q10-1 小中高を通して、国語科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 54
Q10-2 小中高を通して、社会科・地理歴史科・公民科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 56
Q10-3 小中高を通して、算数・数学科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは?58
Q10-4 小中高を通して、理科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 60
Q10-5 生活科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 62
Q10-6 小中高を通して、音楽科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 64
Q10-7 小中高を通して、図画工作・美術科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 66
Q10-8 小中高を通して、体育・保健体育科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは?  68
Q10-9 技術・家庭科〔技術分野〕のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 70
Q10-10 家庭科、技術・家庭科〔家庭分野〕のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 72
Q10-11 小中高を通して、外国語活動・外国語科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 74
Q10-12 小中高を通して、道徳教育のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 76
Q10-13 小中高を通して、総合的な学習の時間、総合的な探究の時間のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 78
Q10-14 小中高を通して、特別活動のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 80
Q10-15 小中高を通して、特別支援教育のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 82

第2章 資質・能力を育成する授業づくりの実際 85
第1節 カリキュラム・マネジメントと授業づくり 86
1.小学校編 86
2.中学校編 92
3.高等学校編 98
第2節 主体的・対話的で深い学びを実現する学級づくり 104
1.小学校編 104
2.小学校編ー主に特別活動からー 108
3.小学校編ー主に道徳からー  110
4.中学校編 112
第3節 各教科等における授業づくりの実際 114
1.育成したい資質・能力と目指す児童生徒像を踏まえた教育課程の編成 114
2.単元や題材等の構想と授業づくり及び学習指導案の作成  116
【実際の例】
 国語科 小学校1年 118
 音楽科 小学校5年 122
 図画工作科 小学校6年 126
 体育科 小学校4年 130
 家庭科 小学校6年 134
 総合的な学習の時間 小学校高学年 138
 特別活動 小学校3年 142
 国語科 中学校1年 146
 社会科 中学校2年 150
 数学科 中学校3年 154
 理科 中学校1年 158
 美術科 中学校2・3年 162
 技術・家庭科〔技術分野〕中学校1年 166
 英語科 中学校2年 170
 理科 高等学校2年 174
 総合的な探究の時間 高等学校1年 178
 自立活動 中学校通級(特別な教育的ニーズのある生徒への指導)182

おわりに 186
目次
はじめに 1

特別寄稿 授業づくりにおける学習評価指導と-評価の一体化のために -5

第1章 資質・能力を育成する授業づくりに向けて 13
第1節 資質・能力を育成するカリキュラム・マネジメントと授業づくり 14
第2節 指導と評価の一体化を位置付けた授業づくりとその実践 24
第3節 資質・能力を育成する単元・題材と授業(その課題と改善・充実)30
第4節 授業づくりQ&A 36
Q1 単元等を通した授業づくりとは? 36
Q2 資質・能力を育成する指導と評価の一体化とは? 38
Q3 生きて働く〔知識及び技能〕の習得とその評価とは? 40
Q4 未知の状況にも対応できる〔思考力、判断力、表現力等〕の育成とその評価とは? 42
Q5 学びを人生や社会に生かそうとする〔学びに向かう力、人間性等〕の涵養とその評価とは? 44
Q6 「読解力」の育成と言語活動の充実とは? 46
Q7 「主体的・対話的で深い学び」とは? 48
Q8 各教科等の見方・考え方を働かせるとは?  50
Q9 「授業評価」とは? 52
Q10-1 小中高を通して、国語科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 54
Q10-2 小中高を通して、社会科・地理歴史科・公民科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 56
Q10-3 小中高を通して、算数・数学科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは?58
Q10-4 小中高を通して、理科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 60
Q10-5 生活科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 62
Q10-6 小中高を通して、音楽科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 64
Q10-7 小中高を通して、図画工作・美術科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 66
Q10-8 小中高を通して、体育・保健体育科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは?  68
Q10-9 技術・家庭科〔技術分野〕のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 70
Q10-10 家庭科、技術・家庭科〔家庭分野〕のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 72
Q10-11 小中高を通して、外国語活動・外国語科のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 74
Q10-12 小中高を通して、道徳教育のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 76
Q10-13 小中高を通して、総合的な学習の時間、総合的な探究の時間のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 78
Q10-14 小中高を通して、特別活動のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 80
Q10-15 小中高を通して、特別支援教育のカリキュラム・マネジメントにおける授業づくりで大切なこととは? 82

第2章 資質・能力を育成する授業づくりの実際 85
第1節 カリキュラム・マネジメントと授業づくり 86
1.小学校編 86
2.中学校編 92
3.高等学校編 98
第2節 主体的・対話的で深い学びを実現する学級づくり 104
1.小学校編 104
2.小学校編ー主に特別活動からー 108
3.小学校編ー主に道徳からー  110
4.中学校編 112
第3節 各教科等における授業づくりの実際 114
1.育成したい資質・能力と目指す児童生徒像を踏まえた教育課程の編成 114
2.単元や題材等の構想と授業づくり及び学習指導案の作成  116
【実際の例】
 国語科 小学校1年 118
 音楽科 小学校5年 122
 図画工作科 小学校6年 126
 体育科 小学校4年 130
 家庭科 小学校6年 134
 総合的な学習の時間 小学校高学年 138
 特別活動 小学校3年 142
 国語科 中学校1年 146
 社会科 中学校2年 150
 数学科 中学校3年 154
 理科 中学校1年 158
 美術科 中学校2・3年 162
 技術・家庭科〔技術分野〕中学校1年 166
 英語科 中学校2年 170
 理科 高等学校2年 174
 総合的な探究の時間 高等学校1年 178
 自立活動 中学校通級(特別な教育的ニーズのある生徒への指導)182

おわりに 186
著者プロフィール
田中保樹
北里大学理学部准教授(教職課程センター)
1961年に生まれ横浜市で育つ。1985年に東京理科大学を卒業し横浜市立中学校に理科教員として赴任。1997年から12年間、横浜国立大学教育人間科学部附属横浜中学校で勤務。在職中、横浜国立大学大学院を修了。最後の4年間は髙木展郎校長の下、研究主任、教務主任として教育とその研究、カリキュラム・マネジメントを推進。2009年から横浜市教育委員会事務局の指導主事、国立教育政策研究所の学力調査官・教育課程調査官、文部科学省の教科調査官を経て、2018年に横浜市を早期退職。現在、北里大学教職課程センターに所属し、教職概論や理科教育法等の授業と、学習指導・学習評価や理科教育等に関する研究とを推進。
[2021年3月現在]

三藤敏樹
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校副校長
1963年横浜市生まれ。國學院大學文学部文学科を卒業し、横浜市立中学校に国語科教員として赴任。在職中、文部省若手教員海外派遣団の一員としてアメリカ合衆国インディアナ州に赴く。横浜市一般派遣研究生として、横浜国立大学大学院を修了。横浜市立港南台第一中学校から、2014年日産自動車人財開発グループへの派遣、2015年から横浜市教育委員会事務局教職員育成課指導主事を経て、2018年から現職。学校心理士。
[2021年3月現在]

髙木展郎
横浜国立大学名誉教授
1950年横浜市生まれ。横浜国立大学教育学部卒、兵庫教育大学大学院修了。国公立の中学校・高等学校教諭、福井大学、静岡大学を経て、横浜国立大学教授を2016年3月に退官。
[2021年3月現在]